ラップトップを使わない時に消費電力を少なくさせ、バッテリ駆動時間を長持ちさせる方法としてはスリープとハイバネートがある。Intel Rapid Start Technologyは両方のいいとこどりをして、素早く起動するが、消費電力が少なくなっている。
スリープではメモリに書き込まれている状態はそのまま維持されるので電源供給が必要である。それに対してハイバネートはメモリの内容をハードディスクに書き込む。ハードディスクに書き込むことでハードディスクは動かさずにすみ、消費電力が減る。しかしハードディスクへの読み書きが発生するので起動時間がスリープに比べて長くなる。
Intel Rapid Start Tehcnologyは3つの方法で起動時間を短くしている。
- SSDの利用により読み込みおよび書き込み速度を改善している
- スリープにはいるときにスタンバイに入っていたり更新されたメモリをフラッシュして、SSDに書き込まれるメモリを減らす
- アクティブページを最適化することでSSDに書き込まれるメモリページを減らす
参考