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RIPでredistributableなルートを到達不可の場合にすぐコンバージェンスする

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RIPでredistributeする時には3つの手順を踏む。

  1. redistributable rulesで再送する対象のプロトコルをredistributable mapに指定する
  2. 許可するIPアドレスを指定する
  3. 2)をredistributable mapとリンクする

テストをするとredistributeを許可した時にはほぼすぐにrip databaseに許可したIPアドレスが現れる。しかし削除したときにはdatabaseから消えるまでに少し時間がかかる。

この時間を短くする方法はないのか調べたところ以下の記事をみつけた。

Rip route flush question!

これによるとhold down timerが経過するとunreachableとしてマークされ、その後flush timerが経過するとrouting tableからきえる。ciscoではhold down = 60sec, flush timer = 180secで合計240secとなっている。

Screen OSで見たところ4つの設定があった。

  • Hold-down Timer 90sec
  • Periodic Route Update Interval 30sec
  • Router Invalidation Interval 180sec
  • Router Flushing Interval 120sec

おそらくこの4つのタイマーの組み合わせでフラッシュする。

timerによりステータスが変わっているかは2つのコマンドで確認する。

  • get vrouter trust-vr protocol rip timer
  • get vrouter trust-vr protocol rip database

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