海外とやり取りをしているときに、「あれ、連絡がつかない」。調べてみるとその国の祝日だったということがある。また拠点で作業をスケジュールするときに、平日に予定をいれたらその日が祝日にあたっておりベンダとの調整を一からやり直したということもあった。
Outlookで自分のカレンダに各国の祝日を表示させればスケジュールを決めるときにすぐにその国が祝日か確認できるので便利である。
Outlookのカレンダで各国の祝日を表示する方法は3種類ある。
まず一つ目はOutlookの機能をつかう。
ファイル→オプション→カレンダ→祝日の追加で各国の祝日をカレンダに追加できる。特に問題がないようであればこの方法が一番簡単であり手っ取り早い。
詳細については下記に記載されている。
https://support.office.com/en-us/article/Add-holidays-to-your-calendar-in-Outlook-for-Windows-f16d872f-8dad-4750-bb7c-166e72c26977
2つめの方法はoutlook.comユーザーのみが利用できる。
カレンダの祝日の機能はサーバー側にはないために、クライアント側であらかじめ作成されたカレンダ祝日専用のファイルを読み込む。このファイルには日付と祝日の名前が一覧として登録されている。この形式だと新しく設定された祝日には対応できないし、間違っていたら祝日をインポート後に手で修正する必要がある。
outlook.comユーザーはサーバーで作られているカレンダファイルを読み込むことができる。
方法は簡単でカレンダのメニュー→新規→祝日を選択すればよい。詳細は下記で記載されている。
https://support.office.com/en-us/article/Add-a-birthday-event-or-holiday-calendar-in-Outlook-com-B8E636DA-FDA8-413F-940E-68396EFA49A6?ui=en-US&rs=en-US&ad=US
3つ目の方法は公開されているカレンダファイルを読み込む方法である。公開されているカレンダーの祝日は更新が速いので、常に最新に対応している。ただし信頼がおけるサイトを見つける必要がある。
サイトの例としてはこちらがある。http://www.calendarlabs.com/ical-calendar-holidays.php
手順としてはまずサイトから.icsファイルをダウンロードする。このファイルをoutlookから取り込む。
下記の画面で”インポート”を選択する。これにより自分の予定表に追加される。”新しい予定表として開く”を選択すると別のカレンダとして祝日カレンダが開かれるので便利ではない。