科学の箱

科学・IT・登山の話題

R 統計

サンプルサイズによる有意の違い

投稿日:

こちらでサンプル数について指摘をいただいたのでサンプル数によりp値がどのように変わるかをみてみる。

 1996 2012
15~19歳 9 9
20~24歳 12 17
25~29歳 10 18
30~34歳 9 18
合計 40 63

このデータを x 10, x 100, x1000, x10000で検定してみる。

neet_1 <- matrix(c(9,9,12,17,10,18,9,18),ncol=2, byrow=T)
weight <- c(1, 10, 100, 1000, 10000)
weight
for ( i in weight){
  print(paste("======= weight: ", i, "======="))
  print(chisq.test(neet_1 * i))
}

結果は以下のようになった。

1 0.689
10 0.002081
100 2.20E-16
1000 2.20E-16
10000 2.20E-16

下記のページにもあるように、サンプルサイズが大きくなると有意になることがわかる。

http://blog.minitab.com/blog/statistics-and-quality-data-analysis/large-samples-too-much-of-a-good-thing

Χ二乗分布についてはこの論文を読んでおくとよいらしい。

http://www.jstor.org/discover/10.2307/3001616?uid=3738328&uid=2129&uid=2&uid=70&uid=4&sid=21103827319951

メタ情報

inarticle



メタ情報

inarticle



-R, 統計
-

執筆者:


  1. foo-bar-baz より:

    同じことであるが,p値ではなく,χ二乗値を示すとわかりやすい。
    chisq.test では,χ二乗値がサンプルサイズに比例することがわかる。表の全セルをk倍にすれば,χ二乗値もk倍になる。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ウェルチの検定

対応していない2つのグループ間で平均を比べる方法としてはt検定がある。ただしt検定では2つの前提がある。ひとつは正規性、もうひとつは等分散である。正規性の前提では独立変数は正規分布に従っている。等分散 …

no image

適切な検定方法を考える

統計における検定方法は状況と目的に応じて適切に選ぶ。従属変数の尺度から統計量が決まる。例えば従属変数が名義尺度であればt検定は利用できない。それに対して従属変数が量的変数であればさまざまな検定が可能と …

no image

{psych}

psychパッケージは性格分析、精神分析、心理統計に役立つ関数をまとめたパッケージになる。 モジュールとしては以下のように分かれている。 データ入力および記述統計 データクレンジングおよびクラスタリン …

no image

Wilcoxonの符号付順位決定

boneのspnbmdを使って年齢別に男女差があるかを確認してみる。検定ではWilcoxonの符号付順位決定を利用する。 boneは特定個人について骨密度を計測している。データにはIDと骨密度以外に性 …

no image

因子分析

因子分析とは 因子分析では複雑な現象を単純な要因で理解するための手法。集められた個別のデータは結果である目的変数とその目的変数の原因である説明変数に分かれる。目的変数を観察できた結果とし、目的変数に影 …

2014年6月
« 5月   7月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

side bar top



アーカイブ

カテゴリー