youtubeでCisco Prime Infrastructureのトレーニングコースが提供されている。
一覧は下記のリンクに記載されている。
Cisco Prime Infrastructure Training
Cisco Prime Infrastructure Quick Start #1 Getting Started
PIはCDCからダウンロードできる。PIはOVIで提供されているために簡単に仮想環境に導入できる。評価版も提供されている。評価版は60日間使用でき、100台までのWifiを管理できる。購入が決まったら、ライセンスを取得しPIに登録すれば評価で使った環境を継続して使用できる。
Cisco Prime Infrastructure Quick Start #2 Deploying the Virtual Environment
OVIをvSphereで導入後に初期設定をする。設定項目としてはホスト名、管理者パスワード、IPアドレス、サブネット、ゲートウェイ、DNSがある。これらの初期設定が完了しない場合には、次の設定には進まない。例えばDuplicate IP、ゲートウェイ・DNSへの疎通ができなければ設定は完了しない。
vSphereでは最小の環境で4cpu, 8Gbyteが必要になる。管理対象の数により必要なCPUおよびメモリは増える。
Cisco Prime Infrastructure Quick Start #3 Starting the Application
PIではwebインターフェース以外にIOSに似たCUIも提供されている。
Cisco Prime Infrastructure Quick Start #4 Discovering the Network
アプリケーション開始後にまずDiscoveryでNetworkを検索する。Dicovering Networkプロセスは時間がかかる。バックグラウンドで実行されている間に構成を続けることもできる。検索アルゴリズムには2つある。
- 適当なIPアドレスの範囲をすべて検索する。
- スタートとなるデバイスを登録し、その近隣にあるデバイスを検索する。
自動検索のプロトコルとしてはCDP, LLDPなどが利用できる。自動検索で見つからないが、PIでの管理対象となるデバイスがある場合にはAdvanced Discoveryから見つけるようにする。
Cisco Prime Infrastructure Quick Start #5 Options for Adding Devices
すでにデバイスの一覧がある場合には検索機能を利用せずに直接リストを読み込むことができる。
Cisco Prime Infrastructure Quick Start #6 Organizing Your Data
デバイスの一覧がPIに取り込まれた後にはデータを整理して監視や操作しやすくする。データの整理は主にグルーピングやヒエラルキーによる。
Site Mapから見るとCampus-Building-Floorとなっていてロケーションごとにネットワーク機器が整理されているためにトラブルが発生した時にも細かい場所がわからないくてもルートから順番を追っていけば対象となる機器に到達できる。
また経度・緯度を登録することで地図に反映することもできる。
物理的な場所以外に登録すべきデータとしてサブネットグループがある。これはポートグループと呼ばれる。ポートグループを登録することでデバイスごとのサブネットを把握できる。さらにポートグループをEnd point associationでSiteにリンクすると物理・論理トポロジを一元で管理できる。