Cisco機器、ここでは例としてCisco C3850とすると、注文をするときに電源ケーブルについても指定をする。PSU一個につき一本の電源ケーブルが付属するわけだが、注文時にコネクタの形状を指定しなければ、この電源ケーブルは注文をした国のデフォルトとなる。
電源ケーブルのスイッチ側はC15コネクタになる。これはオス型で台形をしていて真中に切込みが入っている。
注文をするときにどこの国で使用するかを販売会社に伝えれば形状のミスマッチによる問題は起きない。しかしUPS/PDUを間に挟む場合には話が変わる。
UPS/PDUでよく使用されるのがAPCだが、この場合スイッチにつなぎこむC15側は変わらないが、電源側につなぎこむソケットはローカルの電源コネクタからAPC機器にあったコネクタに変更する必要がある。
ここでよく出てくるケーブルがC14-C15コネクタである。
データセンターで長いこと働いていると予備のケーブルが10本、20本の単位で転がっている。しかし新しいデータセンターではシスコ機器購入時に指定しないとついてこない。
接続先がUPSである場合にはコネクタの形状に注意する必要がある。