グローバル側の設定で外部から来たメールについては、1)件名に[外部]が付加される、2)メール本文のヘッダに、”これは外部からのメールです”と表示されるようになった。
この仕組みは英語でVisual Cueと呼ぶ。はじめて聞く用語であったので調べてみた。
Visual Cueという用語はIT専門用語ではない、認知心理学で使われる用語であった。
https://en.wikipedia.org/wiki/Sensory_cue
要するに”それ”をみればほかの情報なしに”それ”がなんであるかを人が理解できる表現のことであり、主に視覚的表現となる。例えば広告などで利用される。
日本語訳では”視覚的刺激”と訳される。また似た用語にpictogramがあるわけだがどのような違いになるのだろうか。Visual cueはpictogramを包括している。Visual cueには様々な形態がある。その中の一つがpictogramとなる。Visual cueの一例を示す。
- 動き
- コントラスト
- 色
- 図解(pictogram)
さてITではどのようVisual Cueは利用されているのか。
まず一例としては下記のリンクで記載されているようにメールに対する警告がある。
Office 365 – Providing Your Users Visual Cues About Email Safety
他に利用方法を考えるとデータベースのパフォーマンスに対する警告等にも使える。いろいろな場面で今後は利用していくことができるだろう。