山で怪我人が出たときにまず大変になるのが搬送だ。近距離であり道がよければ背負っていくのが時間も短くてすむし、関係機関への迷惑も最小限となる。
背負うときの方法はいくつかある。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/1031/page008.html
これらの方法はすべて救助者と要救助者が快適に搬送されるための工夫である。
実際にロープスリングのみで搬送してみると、かなり重労働であることと、スリングの食い込みで体が痛くなることがわかる。背負っているとき体重はスリングにかかってくる。このスリングが体に食い込むので搬送中はかなり痛い。服を着ていてもあまり効果がない。
ロープスリングしかない場合には以下のようにホースを使ってスリング周りをプロテクトするのがよいだろう。
http://asahi.sounan.org/patrol/2009/02/p20090216a.html