Hello Worldができたので、いろいろな出力を試してみる。
出力はprint関数を使えばよい。
まずは数値から試してみる。数値は文字列と違い引用符で囲む必要はない。画面に直接表示するので変数は使わない。
# 数値を表示 print(2) # 2
次に基本となる四則演算を実行してみる。四則演算は他のプログラミング言語と同じ演算子である+,-, * , /を使う。
# 足し算 print(1+1) # 2 # 引き算 print(5-1) # 4 # 掛け算 print(2*3) # 6 # 割り算 print(10/5) # 2.0
最後に少し応用である剰余とべき乗を実行してみる。
# 剰余 print(14%3) # 2 # べき乗 print(2**3) # 8
さて次に文字列を簡単に操作してみる。ここでは基本的な操作のみとして文字列の細かい操作は別のチャプターで取り扱う。
まずは復習からで変数に文字列を代入して画面に表示してみる。
hello = "Hello Python!" print(messagge) # Hello Python!
次に文字列を部分的に抜き出してみる。変数に代入された文字列はスライスと呼ばれる操作で抜き出すことができる。スライスのフォーマットは以下の通りである。
文字列[始点インデックス:終点インデックス]
例えばHello Python!からelloのみ抜き出したい場合を考える。最初の文字のインデックスは0であるために始点インデックスは1になる。終点インデックスは取り出したい文字位置+1である。よって終点インデックスは5となる。
hello = "Hello Python!" print(hello[1:5]) # ello
文字列には様々な操作があらかじめ用意されている。例えば文字をすべて大文字あるいは小文字にするには以下のようにする。
print(hello.upper()) # HELLO PYTHON! print(hello.lower()) # hello python!
様々な操作がすでに組み込まれているので、何か実行したい操作がある場合には自作するのではなくまずはマニュアルを参照してすでに用意されていないかを確認することが大事である。